プログラム言語におけるライブラリ(library)とは、特定のプログラムを定型化して他のプログラムから引用できる状態にし、さらにこれを複数集めたファイルのことです。
一般的にライブラリとは図書館や書架を意味する言葉です。本を集めて、取り出しやすい形で並べることで、いつでも読めるようにしているように、プログラムにおいても、システムのプログラムが、ある汎用的な機能のプログラムを引用しやすいよう、複数集めてファイルにしているのです。
プログラミングにおいては、この引用された機能が部品のように作用し、引用先のプログラムで活用されます。
例えば、フォントを追加すると、ワードだけでなく、エクセルや他のアプリケーションなどでも共用出来るデータがライブラリです。計測器では、VISAライブラリなどが使われています。
またC言語では、"#includ <stdio.h>"などの様に、標準ライブラリ(ヘッダーファイル)を取り込んでプログラミングを行います。ライブラリは、単一の機能を持つシンプルなライブラリから、複数の機能を持つ複雑なライブラリまで様々です。