ピークツーピーク(peak-to-peak)とは、正弦波の最大値(ピーク)と最小値との差を表わす値です。ピークピーク値(Peak-to-peak value)ともよばれ、p-pやpeak-peakなどと記載されます。
波形や信号の振幅を表す数値で、電流や信号の波形を評価するための数値です。また特にクレストファクタの基準にピーク値が使われています。電子工学や信号処理計測で使われており、中でも交流電流の評価に多く使われています。
正弦波の場合、ピークピーク値は最高点と最低点の間の垂直距離として計算されます。また0を中心とし、正の最大値の2倍の値になります。ピーク値はpeak-to-peakの片側半分の値です。