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用語集

OCP (Over Current Protection) とは過電流保護を意味し、出力電流が規定を超えて想定以上に大きくなった場合に、出力を停止させる機能です。カレントリミッタとよばれる場合もあります。スイッチング電源などに使用されています。

出力電流の予期せぬ増大には、回路の短絡や負荷の増大などの原因が挙げられます。また想定以上の出力のまま通電していると、機器や部品の劣化、動作不具合、破壊につながる他、消費電力が想定以上に過大になるなどの問題が発生します。

また電源装置につながっている機器だけでなく、電源装置自身も劣化や破壊などの危険があります。

そのようなケースを防止するために使用されているのが過電流保護です。家庭や施設などに設置されているブレーカーにも似た役割です。

過電流保護により動作を停止した機器は、多くの場合、再度電源を入れ直すことで復帰しますが、繰り返し過電流保護が作動する場合には、原因をしっかりと確認する必要があります。

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