業界最高クラスのパワーとスルーレートを実現した小型組込モジュール
HOPHシリーズは、弊社の高電圧に関する永年の経験とノウハウをベースに完成された、高速高電圧型のアンプ電源モジュールです。
モジュールタイプの高電圧アンプでは、業界最高クラスのパワー、スルーレートとなります。
特長
- ±5kVの高電圧出力
- ハイパワー5W出力
- 40V/μsのハイスルーレート
- CE規格に対応(予定)
用途
- ビーム偏向用
- コロナ放電
- 絶縁耐圧試験
- 電子写真プロセス
- 電気粘性流体
- 各種高圧実験
- その他
ラインナップ
モデル名 | 出力 | 応答速度※(-3dB) | お問い合わせ | ||
---|---|---|---|---|---|
電圧[kVdc] | 電流[mA] | 最大振幅時 | 小振幅時(10%) | ||
HOPH-5B1 | -5~+5kVdc | ±1mAmax | DC~1.5kHz | DC~2kHz | 購入前 購入後 |
機能
高電圧アンプ
高電圧アンプ電源は、図のように入力信号を忠実に高電圧波形に変換する一種の増幅器です。近年、電子分野に限らず、高電圧アンプの需要は増え続け半導体、物理、化学、医療などあらゆる分野で、研究開発用、機器組込用、試験装置用にと欠かすことのできないものとなってまいりました。松定プレシジョンは高電圧技術を生かし、そうしたあらゆるニーズにマッチした高電圧アンプを数多く製作しております。
四象限出力
高電圧アンプは基本的に出力電流のシンク(吸い込み)機能があり、容量性負荷や誘導性負荷及びこれらの複合した負荷であっても、定電圧動作が可能です。 しかも高速に応答しますので、まさに理想的な電源と言えます。松定プレシジョンの高電圧アンプは、片極性タイプは二象限出力(PタイプはⅠ・Ⅳ、NタイプはⅡ・Ⅲエリア)、バイポーラ出力タイプでは四象限(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳエリア)フルに出力可能です。
応答速度
HOPPシリーズの応答性は周波数帯域で規定しております。定格抵抗負荷にて出力を正弦波でフルスイングさせた場合、入力周波数が速くなるとアンプが追従できず出力振幅が減少してゆきます。出力振幅が70%(=-3dB)になる周波数fcを以って応答速度としております。正確な出力波形を必要とされる場合には、使用周波数よりも十分に広い周波数帯域をもつ高電圧アンプを選択してください。通常、正弦波で使用する場合では3倍~5倍、矩形波で使用する場合では10倍くらい速い周波数応答が必要です。周波数帯域が不足しますと、出力振幅が減少するだけでなく入出力位相差が大きくなりますので、出力波形をモニタして使用するなどの注意が必要になります。
スルーレート
HOPSシリーズは応答性をスルーレート(SR)でも規定しております。従ってステップ応答は図の様になります。スルーレートは単位時間当たりの電圧変化量でSR=△V/μsと表わされ、出力振幅が小さい場合には応答時間は短くなります。
高電圧アンプについての詳細は、こちらよりカタログをダウンロードし、ご参照ください。
仕様
オプション
- -L1
-
出力電流モニタ
出力:-10Vdc~+10Vdc(周波数帯域2kHzまで)
精度:±2.5%F.S.(出力電流モニタは入力インピーダンス10MΩ以上の電圧計で測定してください)
ご発注方法
ご発注時は、上記のオプション記号を型名の後につけてください。
〈例〉HOPH-5B1-L1
別売品
- 信号発生器(ファンクションジェネレータ)
接続図
外形寸法
ダウンロード
ダウンロードできない場合の解決方法
ダウンロードできない場合、以下の方法をお試しください。
- Ctrl+F5を押下し、WEBブラウザのキャッシュをクリアして、お試しください。
- WEBブラウザを再起動のうえ再ログインして、お試しください。
- ご利用のWEBブラウザを変更して、お試しください。
- パソコンを再起動し、再度お試しください。
- 別のパソコンで、再度お試しください。
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HOPHシリーズカタログ
更新日:2024/11/14 rev.01
PDF(1,065KB)
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