小型 高風圧タイプ
Q211高性能型
- はんだ付け作業時の煙を強力に吸引
- 高性能3層フィルタ搭載
- 従来機の2倍の風圧
- フレキシブルダクト採用で自在に吸煙・脱臭
- フィルタ交換はワンタッチで簡単メンテ
- 小型で高性能タイプ
処理風量
2.3m3/min
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松定プレシジョンの吸煙器は、作業現場で発生する煙やにおいの問題を局所排気で解決します。
吸煙器は、工場や研究・開発の作業現場で発生する「におい」や「煙」などを吸引し、安全で快適な作業環境を実現します。はんだ付けやレーザー加工、UV印刷、3Dプリンタ、薬品などから発生するVOC(Volatile organic compounds:揮発性有機化合物)やヒューム、吸入性粉塵は、人体への影響が懸念されています。これらの有害な空気を吸引し、専用の高性能3層フィルタにより吸着除去し清浄な空気に戻して排気します。
松定プレシジョンの吸煙器「Q-cleanシリーズ」は、お客様の用途の応じてお選びいただける4モデルと各種フィルタの組み合わせで、様々な環境に適したご提案いたします。はんだ付けによる煙の吸煙や、レーザー加工によるヒュームの集塵、薬品臭、VOC対策など作業環境の空気浄化でお困りの際は、Qクリーンについてお問合せ下さい。
2.3m3/min
2.0m3/min
5.4m3/min
5.0m3/min
2.3m3/min
交換用フィルターやHEPAフィルター、ダクトなどのアクセサリー
Qクリーン専用に設計された高性能3層フィルタが、煙やガス、ほこり、においを強力に除去
小型設計で作業机の下など設置場所を選びません
フレキシブルダクトで、煙や臭いの発生源に近づいて吸引可能
キャスター付きで移動が簡単
電子基板のはんだ付け作業やはんだ槽から発生する煙(ヒューム)やガスの除去
揮発性有機化合物(VOC)や有機溶剤、化学物質、接着剤、薬品を使った作業で発生する臭気対策
3DプリンタのフィラメントやUVプリンタのレジンから発生する悪臭対策
レーザーマーカーから発生するヒュームの吸煙やにおいの対策
はんだ槽、3Dプリンタ、UVプリンタ、薬品作業、ヒューム、揮発性有機化合物(VOC)、洗浄、印刷、加熱処理、塗装、接着など幅広く活用いただけます。
はんだ付け工程や塗料を扱う工程で発生する“におい”に対して何か対策されていますか?
実は“におい”の中には人体への悪影響が強い物質も含まれています。厚生労働省のガイドラインによれば、例えば塗料などの中に含まれる「トルエン」は、気分が悪くなるだけでなく神経系にダメージを与え、意識低下や不整脈の一因になることがわかっており、「キシレン」は作業反応時間の遅延や不眠症の一因とされています。
また、はんだ煙に含まれる粒子状物質や「アセトン」は、1990年代中頃にヨーロッパで喘息との関連が指摘され、吸煙装置なしのはんだ付け作業を禁止する法律ができました。
以降、はんだ煙に対する意識が世界レベルで高まっています。日本においても不快に感じる“におい”は公害に定められ、“におい”への対策は不可欠になっています。薬品の取扱い作業やレーザマーカによる印字、印刷など、“におい”の原因はあらゆるところに潜在しています。 “におい”をそのまま垂れ流していませんか?
はんだ付けの際に発生する煙や接着剤などの有機溶剤から出るガスにより室内の空気が汚染されると、作業者に不快感を与えるだけでなく、眼やのどの痛み・アレルギーなど体に異常をきたすおそれもあります。
また、この汚れた空気が製品や装置、計測器などに付着し不具合の原因になる場合もあります。作業者の健康維持による生産性向上や品質向上のためにも、作業環境の改善は必要不可欠です。
弊社のはんだ付け作業で1ヶ月使用した時のプレフィルタの汚れ
既設の部屋内の排気なので、差圧を考える必要はありません。
また、HEPAフィルターも搭載できますので、クリーンルームの清浄度の維持も簡単です。
IJPでワークに印字する際のインクの臭いであるMEKの臭いを除去します。
既存の作業机にカバーフード+脱臭機を設置して簡易ドラフトチャンバーの完成です!
作業現場・ラボなどで使用される有機溶剤の対策に非常に有効です。クリーンルームで使用いただくために、オプションでHEPAフィルタをご用意いたしました。机上での溶剤を使用する作業にて広範囲の溶剤臭もこれで解決。
化学物質のリスクアセスメントとは・・・
化学物質のリスクアセスメントの基本的な考え方や進め方は、一般的な作業や設備のリスクアセスメントと共通ですが、化学物質の危険性や有害性について考慮する必要があり、労働安全衛生法改正により、この化学物質のリスクアセスメントの実施が事業者の義務となります。(平成28年6月1日施行)