松定プレシジョン株式会社は、液体や粉末の入った容器を寝かせずに検査ができる横照射型で、取扱のしやすい小型卓上型のX線検査装置 precision μB4500の発売を開始しました。
precision μB4500 3つの特徴
- 横照射型だから液体や粉末の入った試料もステージに置くだけ
- コンパクトな卓上型なので設置場所を選ばない
- 500mlのアルミ缶でも検査できる可動範囲の大きなステージ
近年、飲料メーカーや化粧品メーカでは容器の形状などで差別化を図るようになり、それに関連して品質チェックにX線を利用しているが、液体や粉末の入ったボトルの検査をするには大型の装置しかなく、スペースの確保が課題になっていました。
こうした課題を受け、液体や粉末の入った容器を寝かせずに検査ができる横照射型で、設置場所に困らないコンパクトな卓上型のX線検査装置を開発しました。
precision μB4500は、これまでの卓上型X線装置と異なりより多くの容器を検査できるよう、ステージのZ軸方向の可動範囲を大きくする事で、500mlのアルミ缶でも検査できるようになりました。
また、300万画素の高解像度カメラを標準装備しCT機能もオプション選択可能なので、小型ながらハイスペックな仕様となり、スペースを理由に機能を妥協する必要がなくなりました。
飲料や化粧品容器のフタやキャップの嵌合検査、バッテリー・コンデンサーなどの巻きズレ検査など、様々なところでの活躍が期待できます。
precision μB4500の詳細は、以下のリンクより製品ページをご覧ください。
松定プレシジョンは電源の総合メーカーとして、高圧電源や直流安定化電源、交流電源、バイポーラ電源、高電圧アンプ、電子負荷などの電源機器をはじめ、X線検査装置や電子顕微鏡、クリーンブース、吸煙機などを、開発から製造・販売まで一貫して行っており、日本国内のみならず世界中の開発・製造現場や研究機関で貢献しています。