大容量バッテリの模擬から充放電試験まで対応可能な
バッテリ充放電ソフトウェア
バッテリの充放電回路を評価する場合、実際のバッテリを用いると、目的とする充電量の試験を行うのに充電量の調整が必要になります。
弊社の回生型直流電源PBR/PBRMシリーズのバッテリ充放電ソフトウェア「PBR-BT」は、バッテリの動作を簡単に模擬できるソフトウェアで、目的とする充電量に設定するだけで、すぐに評価を行うことが出来ます。
バッテリサイクルテストを簡単に
バッテリの充電、放電を繰り返し行うバッテリサイクルテストでは、充電時に電源、放電時に電子負荷を用いると、配線の切り替えや、電源と電子負荷それぞれの設置スペース、導入コスト、電子負荷時の排熱や電気料金などのランニングコストがかかります。また、バッテリの過充電や過放電など異常時を再現するのは危険が伴います。
バッテリのサイクルテストに回生型直流電源PBR/PBRMシリーズを用いると、配線の切替なしに、電源モードと電子負荷モードを切り替えられます。また、1台で電源と電子負荷の機能をあわせもちますので、設置スペースや配線も少なくて済みます。電子負荷時の電力は、ACラインに回生され、電気代の節約にもなります。
複雑な充電・放電シーケンスを楽に作成
画面上のアイコンをドラッグ&ドロップするだけで設定可能です。
プログラムを組まれたことがない方でも、直観的にかつ簡単に作成して頂けます。一度作成したシーケンスは、基本無制限で保存・呼び出しが可能なので、予め作成した様々なパターンの試験をすぐに実行できます。
直感的な操作を追求した使える機能
- 各セルの電圧・温度をリアルタイムでモニタリング データロガーを接続することで、各セルの電圧・温度をリアルタイムに測定し、確認することができます。
- 測定機器との連動により高精度のデータ管理が可能 マルチメータを使用することで、PBRそのものではなくマルチメータによる高い精度で測定が可能です。
- 動作をグラフで確認 シーケンスのログデータは、弊社動作ログ表示ソフトを使用することでグラフ化することができます。
- CSV形式で出力 動作ログデータ(出力電圧/電流/電力/バッテリ充電率/経過時間など)をCSV形式で出力させることができます。必要な情報だけピックアップし、表計算ソフトなどで自由に編集ができるので、実験レポート等の作成の時間短縮に貢献いたします。
- 恒温槽との連携が可能 恒温槽と連携することで、シーケンス実行時の各ステップ毎に実行温度の設定が可能となります。恒温槽側の設定が不要になり、ヒートサイクル試験などのセットアップ時間の短縮にお役立てできます。
その他にも便利な機能がございます、詳しくはカタログをダウンロードしてください。