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用途・事例

電気的には通電しているケーブル(電線)でも、線材の位置や曲がり具合によって電気が通らなくなることがあります。これは内部で断線していても、線材同士が触れる事で通電し、位置がずれると離れて電気が遮断される事で発生します。その為、ケーブル(電線)の断線を発見するには内部の観察が必要になります。また、ケーブル(電線)は被覆に覆われており外観から確認する事ができない為、内部の観察にはX線による透過観察が必要になります。

X線検査をする際、検査対象の線材が太かったり、束ねている本数が多かったり、金属でシールドされている場合は管電圧の高いX線管が必要です。卓上型X線装置 precision µB4600は卓上装置ながら管電圧100kVのハイパワーX線管を搭載しているので、様々な多芯ケーブルを高い透過力で鮮明に観察できます。

ケーブル断線のX線検査画像|松定プレシジョン
おすすめの検査条件
焦点サイズ ミニフォーカス
管電圧 90kV
倍率 等倍~10倍