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用途・事例

ピエゾ素子とは、圧電効果を利用した圧電デバイス(部品)です。

圧電素子(ピエゾ素子)は、圧力を加えると電圧が発生する性質をもっています。これを圧電効果といいます。また、電圧を加えると伸縮する性質もあります。これを逆圧電効果といいます。圧電効果や逆圧電効果を利用し、さまざまな用途に活用できるようにしたものがピエゾデバイスです。

圧電効果を利用したピエゾデバイスは、電源がなくても瞬時に高圧電流を発生させられるのが特徴で、ライターの着火装置などに使用されています。

逆圧電効果を利用したピエゾデバイスは、動作量を非常に精密にコントロールできるのが特徴です。そのため半導体製造装置のステージの微小位置決めに使うアクチュエータや、インクジェットプリンターのバルブなどに使用されています。また高周波電圧を加えて振動させることで、ブザーの震動源や、超音波発生装置、洗浄機などにも使われています。

アクチュエータとして使用する際には、圧電素子をどの程度重ねるかで印加する電圧が決まります。アクチュエータでは多数の素子を重ねているため150V程の電圧が必要になります。

松定プレシジョンでは、ピエゾデバイスアクチュエータやピエゾデバイスを駆動させるのに必要な高圧電源やピエゾドライバ、ピエゾコントローラを多数取りそろえています。

ピエゾデバイス 圧電素子 圧電効果と逆圧電効果
ピエゾ素子(圧電効果と逆圧電効果)
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